防災士ミスター・タナカのワンポイントアドバイス
2013-01-07T12:56:17+09:00
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これから発生するかもしれない大地震などの自然災害に備え、何を準備し、心得ておくと良いかを、防災士ミスター・タナカがわかりやすく発信
Excite Blog
猛威!ノロウィルス
http://espoiroq.exblog.jp/19481630/
2013-01-07T12:57:20+09:00
2013-01-07T12:56:17+09:00
2013-01-07T12:56:17+09:00
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ウィルス対策
本年もよろしくお願いいたします。
さて、本日の話題は、ノロウィルスである。
昨年11月末に厚生労働省は、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が増加傾向にあるとの発表を行った。
以降、ノロウィルスのニュース報道をよく目にするようになったのは周知の通り。
ここに今一度、厚生労働省の注意喚起のポイントをあげておきたい。
注意喚起のポイント
・食品の取り扱いに当たっては、調理者の健康管理、手洗い、調理器具などの消毒が重要。
・感染拡大防止には、汚染したものの消毒、患者のおう吐物・おむつの適切な処理が重要。
弊社で取り扱う
アミスティー®は、ウィルス・細菌・悪臭に有効な『衛生水』(弱酸性次亜塩素酸精製水)と、各種噴霧器の組み合わせで、使いやすく、安全にノロウィルスを5分で遺伝子レベルで破壊するもの。
またインフルエンザウィルスも30秒で不活化(※不活化=感染力を失うこと)する。
病院・老人施設・学校・温浴施設・飲食施設・スポーツ施設など、プロの現場で既に数多くの導入実績もあるので是非、商品内容をご確認いただければと思う。
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「帰宅困難者等対策協議会」指針
http://espoiroq.exblog.jp/18835275/
2012-09-11T11:39:59+09:00
2012-09-11T11:39:53+09:00
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防災関連情報
帰宅困難989万人…社内に3日待機・備蓄要請
内閣府と東京都などでつくる「帰宅困難者等対策協議会」は10日、震災発生時などを想定した帰宅困難者対策の指針をまとめた。
首都直下地震の影響を受けるとされる東京、神奈川、埼玉、千葉など首都圏の全企業を対象に、従業員を震災発生から3日間は帰宅させず社内に残すよう求める。また、自治体との協定で一時滞在施設として、帰宅困難者の受け入れに応じた大型施設や企業についても、規模に応じて食料、水の常備を求める。
昨年3月の東日本大震災では首都圏で約515万人の帰宅困難者が発生。内閣府では首都直下地震で約989万人の帰宅困難者が出ると試算している。
指針は都など自治体のほか、経団連、不動産協会、各種業界団体が合意。企業に対し、自社の従業員向けに3日分の食料(1人9食)、飲料水(同9リットル)のほか、毛布(同1枚)などの備蓄を求めている。さらに、社員以外の帰宅困難者を受け入れることも想定し、食料などは従業員用とは別に、10%余分に用意することを要請している。
(2012年9月11日07時24分 読売新聞)
さて、皆様方の会社は、いかがだろうか?
<株式会社 エス・ポワール/運営サイトのご案内>
■備えあれば憂いなし
地震や台風などの自然災害時に必要な非常持ち出し袋他、防災用品・非常用品、非常食キットアークスリーなどを幅広く取り扱い。
■企業・団体様向け…備えあれば憂いなし
エス・ポワールでは企業様、ビルオーナー様、各自治体様、関係諸施設様にあった確かなご提案を行っております。また通常価格でのお見積りがその場で出せる防災用品・非常用品備蓄品専用お見積りフォームを設置いたしました。ぜひご活用ください。
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防災とボランティアの日
http://espoiroq.exblog.jp/17231590/
2012-01-17T15:53:13+09:00
2012-01-17T15:53:14+09:00
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防災関連情報
今日は、防災とボランティアの日。
防災対策のチェックはもちろんのこと
最近は災害時に役立つアプリが数多く登場している。
<アンドロイド>
・なまず速報β・・・緊急地震速報
・現在地メモ・・・GPSで検出した自分の現在地を一般の携帯やPCにメールで送信する
<iPhone>
ヤフー提供「防災速報」・・・災害の警報・注意報などの情報をまとめて受け取れる
その他、災害情報だけでなく、救命・応急手当の基礎知識やラジオが聴けるアプリなどもあるので一度チェックして登録してみてはいかがだろうか。
また、是非、覚えておいて欲しい番号が、災害用伝言ダイヤル「171」。
災害用伝言ダイヤルは、災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった時に提供が開始される声の伝言板である。
災害用伝言ダイヤル「171」では、災害発生に備えて利用方法を事前に覚え、確認することを目的とした体験利用が提供されている。
【体験利用提供日】
・ 毎月1日,15日 00:00~24:00
・ 正月三が日 (1月1日00:00~1月3日24:00)
・ 防災週間 (8月30日9:00~9月5日17:00)
・ 防災とボランティア週間 (1月15日9:00~1月21日17:00)
詳細は下記NTTのサイトで確認してください。
・災害用伝言ダイヤル(171)NTT東日本
・災害用伝言ダイヤル(171)NTT西日本
<株式会社 エス・ポワール/運営サイトのご案内>
■備えあれば憂いなし
地震や台風などの自然災害時に必要な非常持ち出し袋他、防災用品・非常用品、非常食キットアークスリーなどを幅広く取り扱い。
■防災用品格安販売特設サイト・備えあれば憂いなし
個数限定で防災用品、非常用品、セキュリティ用品などを格安にてご紹介する特設サイト。
■企業・団体様向け…備えあれば憂いなし
エス・ポワールでは企業様、ビルオーナー様、各自治体様、関係諸施設様にあった確かなご提案を行っております。また通常価格でのお見積りがその場で出せる防災用品・非常用品備蓄品専用お見積りフォームを設置いたしました。ぜひご活用ください。
■リスク回避!新型インフルエンザ感染防止対策サイト
中小企業の今からでも間に合う事業者、職場における新型インフルエンザ感染防止対策
■酸素を携帯しよう!
携帯酸素医療用具「活気ゲン」、スポーツ酸素、酸素缶等 携帯酸素全般取扱いとペット用酸素マスクの紹介。
■リスクの少ない応急手当
酸素吸入器やAED(自動体外式除細動器)のご案内、応急(救命)手当に関する様々な情報のお届けと介護用品の取り扱い。
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「防災の日」50周年
http://espoiroq.exblog.jp/13163815/
2010-08-31T14:54:15+09:00
2010-08-31T14:54:13+09:00
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防災関連情報
さて、明日9月1日は「防災の日」である。大正12年(1923年)9月1日午前11時58分、神奈川県の相模湾北西沖80kmを震源として、マグニチュード7.9の大地震が発生した。この大地震は千葉県・茨城県から静岡県東部まで幅広い地域に甚大な被害をもたらし、日本の災害史上、最大級の大惨事を引き起こした。死者・行方不明者は14万2800人、負傷者も10万人を超え、非難人数も190万人を数えた。これが「関東大震災」である。
昭和35年(1960年)、内閣の閣議了解により9月1日は「防災の日」に制定された。関東大震災のほかに、例年9月1日付近が台風の襲来が多いとされる「二百十日」にあたることも、9月1日が選定された理由になったようである。ちなみに、前年の昭和34年には約5千人の死者・行方不明者を出し、当時としては戦後最大の自然災害となった「伊勢湾台風」が襲来している。
「防災の日」が制定された意義は、「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」ことであり、毎年、この日を中心として「防災思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等これにふさわしい行事」が実施される。また、「防災の日」を含む1週間は「防災週間」となっている。
今年は「防災の日」が制定されてから50周年にあたる。各地で記念行事が予定されているほか、地域で防災訓練が実施されるところも多い。我々にとっても、防災について考える良い機会である。まずは身近な防災体制のチェックから始めてはいかがだろう。
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こまめの水分補給を
http://espoiroq.exblog.jp/13111505/
2010-08-19T18:04:59+09:00
2010-08-19T18:04:55+09:00
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防災関連情報
こうした中で、熱中症による死者も急増している。東京23区では梅雨明け以降の1ヶ月間で、熱中症による死者が100人を越え、戦後最悪を記録した。このうち屋内での死者は96人に達しており、夜間に死亡するケースが少なくない。特に70歳以上の高齢者が83人と圧倒的に多く、そのうち一人暮らしの方が7割を占めている。
熱中症対策としてはとにかくこまめに水分を摂ることが重要である。日本気象学会の「熱中症予防指針」などによれば、就寝前や起床時、入浴前後にコップ1杯(200ml)の水を飲むことと、日中のこまめな水分補給を推奨している。特に高齢者はのどの感覚が衰えている場合が多いので、渇きを感じる前に水分補給することが重要である。
さらに高齢者は、エアコンを使わない部屋で熱中症になるケースが少なくない。「エアコンは嫌い」あるいは「昔は平気だった」という意見が多いようだが、昔とは気候や環境が大きく変わっていることを認識する必要がある。高齢になるほど暑さを感じる感覚も鈍っていることを考慮して、就寝時等はエアコンを使用することを勧めたい。
先にも述べたように、この猛暑はしばらく続きそうである。暑さと上手に付き合いながら、この夏を元気で乗り切っていきたいものである。
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台風9号被害から1周年
http://espoiroq.exblog.jp/13067193/
2010-08-09T15:41:28+09:00
2010-08-09T15:41:26+09:00
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防災関連情報
被災地は甘粛省の中心都市・蘭州市から280kmの山間部にあり、チベット族が住民の3割を占めるという。ニュースの映像を見ると、土石流が近くを流れる川を堰き止めた影響でダム湖ができ、近隣の地域が水没する危険がある。さらに、増水によりダム湖が決壊した場合を想定して、下流の地域では住民の非難が開始された。できる限り、被害が最小限で留まることを祈りたい。
日本では、18名の死者と2名の行方不明者を出した兵庫県佐用町の集中豪雨災害から1年が経ち、同町で犠牲者を追悼する式典が開かれた。2009年8月9日に起こったこの集中豪雨災害は台風9号の影響によるもので、この佐用町を含め、兵庫県と岡山県で22名の死者を出す大惨事となった。
同町では外部有識者を中心とした検討委員会をつくり、被害が拡大した原因を調査したが、その中で「行政の初動対応が十分ではなかった」という点をあげている。実は、佐用川が町の定めた規定水位を超えてから避難勧告を出すまで約1時間20分かかっており、「町は水位を超えた段階で迅速に発令することが望ましい」と指摘している。さらに、気象台からの情報収集や防災計画の見直しなど90項目にわたる提言をした。
防災でもっとも理想的なのは災害を未然に防ぐことだが、いつ起こるかわからない自然災害では難しい。次善策は、災害の早期発見により被害を最小限に食い止めることである。そのためには、何よりも迅速な対応が重要になる。
佐用町では災害で家を失った人のうち、9日現在で48戸の住民が依然として仮設住宅に暮らしている。亡くなられた方々、行方不明の方を含めて、被害に遭われた方々のご冥福と1日も早い復興を心から祈りたい。そして同時に、これらの方々の犠牲を決して無駄にしてはならないと思う。
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8月に思う
http://espoiroq.exblog.jp/13049651/
2010-08-05T17:25:21+09:00
2010-08-05T17:25:16+09:00
2010-08-05T17:25:16+09:00
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防災雑感
アメリカのオバマ大統領は核廃絶に積極的で、彼の発言から世界的にも核廃絶に向けた新たな波が広がりつつある。ここでも何回も繰り返し書いたが、あらゆる災害の中で「戦災」は唯一、人類の努力によって避けることが可能な災害である。一日も早く、世界中から戦略核兵器が無くなることを心から願いたい。
さて、その戦災を避ける方法について、デンマークの陸軍大将だったフリッツ・フォルムが大変興味深い方法を提案している。その方法とは、戦争開始から10時間以内にまず国家元首およびその親族(16歳以上の男子)が兵士として戦場に派遣される。続いて大臣、官僚、戦争に反対しなかった国会議員が戦場に向うという提案である。確かにこの提案が採用されたら、この地上から戦争は完全に無くなるかもしれない。政治評論家や軍事評論家が顔をつき合わせて議論するどんな高尚な方法よりも、これがもっとも簡単で具体性があるような気がする。
どんな戦争でも、最初に、そして最大の犠牲を被るのは庶民である。戦国時代とかは別にして、20世紀以降で戦争を決定した権力者が最前線で戦ったという記録は皆無ではないか。「権力の大きい順から兵士として動員すれば、戦争の可能性は小さくなる」というフォルムの提案は、戦争という問題の本質を突いていると言えるかもしれない。
権力を使って戦争を起こすのも人間なら、平和を構築しようと努力するのも人間である。8月は日本人にとって「戦争と平和」について考える絶好の機会である。人類のとってもっとも愚かしい災害を食い止めるにはどうしたらいいのか?真剣に考えてみたい。
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熱中症にご用心!
http://espoiroq.exblog.jp/13009020/
2010-07-27T17:42:39+09:00
2010-07-27T17:42:40+09:00
2010-07-27T17:42:40+09:00
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防災関連情報
そんな野外を歩くだけでも汗が滝のように流れる中、高校球児たちは夏の甲子園を目指して全国で熱戦を繰り広げている。熱中症にならないかと心配になるが、日頃の鍛錬というのは本当にすごいものだとつくづく感心する。
そんな野球の練習も、昔は常識と考えられていたものが、科学的な検証によって改められているものが少なくない。例えば、昔は野球のピッチャーは肩を冷やすといけないと言われて、夏でもプールに入らなかった。それがいつ頃からか投げた後は冷やした方が良いというのが一般的になり、今ではプロ野球のヒーローインタビューのピッチャーは、ほとんど全員、肩をアイシングしながらインタビューを受けている。
さらに、野球の練習といえばうさぎ跳びが付き物だったが、今は膝や足首に過度な負担がかかるということで、禁止するところが増えているらしい。これまた古い話で恐縮だが、スポ根アニメの名作「巨人の星」で、主人公の星飛雄馬の練習といえばうさぎ跳びが欠かせなかったのが懐かしい。
そして、最後のこれが重要なのだが、練習中に水を飲まないというのも根拠はどこにあったのだろう?これは野球に限らず、昔の運動部の部活では練習中は水を飲まないのが当たり前だった。今考えても、あの練習環境でよく熱中症で死亡する選手が続出しなかったと思う。今は熱中症対策として十分な水分を摂ることが義務付けられている。
これから、ますます暑い日が続くことが予想される。今年の猛暑で、早くも全国で熱中症で亡くなられた方が出ている。熱中症にはいろいろな対策があるが、まずはこまめに水分補給をすることが重要である。室内にいるから、あるいはクーラーをつけているから安心とはいえない。しっかりと水分補給をして、元気に夏を乗り切っていきたいものである。
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ゲリラ豪雨の恐怖
http://espoiroq.exblog.jp/12963979/
2010-07-17T22:21:42+09:00
2010-07-17T22:21:43+09:00
2010-07-17T22:21:43+09:00
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防災関連情報
前回は大雨が降って道路が冠水した場合、「これぐらいは‥」という判断ミスと軽率な行動が事故につながるということを警告したが、岐阜県可児市で起きた事故ではまさにその悪夢が現実になってしまった。集中豪雨により可児川が急激に増水。線路をくぐる道路が冠水して、車が立ち往生したり流されたりする被害が相次ぎ、トラック・乗用車合わせて38台が折り重なるような状態で発見された。
その中で3人が行方不明になっていて、そのうち2台は約1km下流で発見されたという。確かに平常時には自分の乗っている車が1kmも水に流されることは想像できないだろう。しかし増水した川の流れは、いとも簡単に車を押し流すだけの力を持っていることを改めて知るべきだろう。
広島県廿日市市で行方不明になっていた女性は、自宅から10km離れたダムで遺体で発見された。同じ広島県内の庄原市では、土石流や土砂崩れで民家が押し流された様子が航空写真で紹介されたが、被災地から少し離れた場所では何事もなかったかのように車が走る様子が紹介されていた。一部に集中する「ゲリラ豪雨」の凄まじさを象徴するような写真だが、局地的集中豪雨の恐ろしさを改めて痛感した。
今後、日本各地で梅雨明けが宣言されると思うが、梅雨前線が去ったからといって局地的集中豪雨の危険性がまったくなくなるわけではないことは、昨年の教訓からも明らかである。局地的集中豪雨の被害から助かるためには、自分が置かれている状況を的確に判断することが大事である。まずはじめに、「今居るところは高いのか低いのか?」を見極め、増水した水の力を過小評価しないこと。それだけでも尊い人命が失われなくて済むかもしれない。
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都市型水害の恐怖
http://espoiroq.exblog.jp/12926214/
2010-07-09T17:26:46+09:00
2010-07-09T17:26:46+09:00
2010-07-09T17:26:46+09:00
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防災関連情報
これも世界規模の異常気象の影響なのだろうか?記憶が定かではないが、梅雨や秋の長雨などの時期に各地で記録的な大雨が観測されるようになったのは、ここ数年のことのような気がする。少なくても昨年も同じようなニュースを見たような気がするから、今年だけの特別なことではなくて、すでにこれが毎年恒例になりつつあることは十分に考えられる。
ニュースの中で繰り返し見るのが、大雨により冠水した道路をほとんど水没した状態で走っている車の姿だが、あれは危険ではないのだろうか?東京都新宿区にJR線の下を道路がくぐるために、周囲よりかなり低く掘り下げてあるガードがある。数年前、東京都心を襲ったゲリラ豪雨の際、そのガード下で車が立ち往生して、乗っていた女性が水死するという事故があった。女性は警察に緊急通報したのだが、その通報を誤報と勘違いして警察が放置していたことが後からわかった。その時の警察の対応が問題になったので、覚えている方もいらっしゃるかもしれない。
こういう場合、事故の原因になりやすいのは「これぐらいは‥」という判断ミスとそれに伴う軽率な行動だろう。普段,通り慣れている道で、「まさか車が水没するはずがない」という楽観的な判断と、「いいから行ってしまえ」という軽率な行動が、取り返しのつかない事態を招くかもしれないのである。最悪な事態を免れたとしても、車が立ち往生する可能性は少なくない。
また数年前、北九州地方を襲ったゲリラ豪雨により、地下室に水が流れ込み女性が水死した事故もあった。今回、東京都の板橋区、北区を襲ったゲリラ豪雨でも、地下室が水浸しになったお宅があったが、窓から流れ込んだ水はあっという間に天井の高さに達し、部屋は完全に水没したという。以前には考えられないような事故が実際に起こっている現実を、我々はもっと真剣に受け止めるべきだろう。
天気予報によると、今晩から明日の朝にかけて関東地方に大雨が降る恐れがあるという。梅雨明けはまだ先のことになりそうである。大雨と集中豪雨対策をもう一度、見直してみてはいかがだろう。
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ワールドカップ南アフリカ大会
http://espoiroq.exblog.jp/12882768/
2010-06-30T19:14:29+09:00
2010-06-30T19:14:26+09:00
2010-06-30T19:14:26+09:00
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防災雑感
さて、今回の日本代表の活躍だが、今までの大会のような傑出したスター選手がいたわけではない。しかし海外で地道に力をつけた選手や、Jリーグでも献身的なプレーでチームを支え続けた選手が、ここ一番で本領を発揮した大会だったといえよう。特に相手を最少得点に抑えたディフェンスに、それが顕著だったように思う。ヨーロッパで活躍するスター選手を揃えながら早々と敗退したイタリア、フランス、イギリスをはじめ、アフリカ勢のコートジボアール、日本と対戦したカメルーンなどには、その点が欠如していたように思う。
大会はまだ途中だが、最後までチームのために走り抜く体力と、組織的で意思統一されたディフェンスができるチームが、最後まで勝ち残るような気がする。改めてよく見ていると、オフェンスは性能のある選手のひとつのプレーで流れが変わり、得点に結びつくことがあるが、ディフェンスは組織力が大事だと痛感させられた。中でも重要なのは、90分間、緊張感を持続させながら、地道に基本に忠実なプレーを続ける忍耐力である。今回の日本代表のディフェンスラインにはそれがあったと思う。
これは防災にも通じることではないだろうか?何かを「守る」ため、特に大きなものを守るために重要なのは、突出した個々の能力ではなく、全体的な意思統一のとれた組織力である。しかし、それは一朝一夕に完成するものではない。今回の日本代表も、何回も失敗を繰り返しながら現在のプレースタイルを完成させた。我々も日々の暮らしの中で、いざという時に「しっかり守れる」組織造りを考える必要がありそうである。
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2010年版「防災白書」
http://espoiroq.exblog.jp/12837461/
2010-06-21T14:38:30+09:00
2010-06-21T14:38:31+09:00
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防災関連情報
「地域防災力が十分備わっているか?」という質問に、「そう思う」または「どちらかといえばそう思う」と答えた割合は、全国平均では38.1%だったが、地域別に見ると北海道が59.4%で一番高く、逆に九州・沖縄が25.4%でもっとも低かった。データだけから見れば、2倍以上の格差が生じていることになる。
「十分備わっている」と答えた理由(複数回答)としては、「近所付き合いがあり、地域に連帯感がある」という答えが62.7%ともっとも高く、「消防団などの活動が充実している」が46.5%で続いた。昔から言うように、いざという時には「遠い親戚よりも近くの他人」ということなのだろうか。
逆に「防災力が不十分だと思う」と答えた理由(複数回答)としては、「地域の高齢化が進み、災害時に頼りになる人がいない」が52.5%でもっとも多かった。また、「防災力に必要なもの」としては、「地域コミュニティーの強化」や「ボランティアなど外部の力の活用」に期待する声が多かった。
江戸時代の江戸の街は、「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたくらい頻繁に大火が起こり、防災対策も化学が発達した現在に比べれば貧弱なものだった。それにもかかわらず、江戸が当時の世界で「一番治安が良い街」と言われたのは、「五人組」などの地域組織が充実していて、困った時の「助け合い精神」が一般的だったからだと考えられている。「防災力」にとって欠かせない「地域コミュニティー」と「ボランティア」が日常生活の中にしっかり根付いていたことが、江戸の街を「世界一安心な街」にしていたのだ。
振り返って現代社会を見た時、「都市の防災」に一番欠けているのはその部分ではないだろうか?「防災白書」のアンケート調査が、そのことを如実に物語っているといえるだろう。
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世界平和度指数
http://espoiroq.exblog.jp/12808704/
2010-06-15T18:50:58+09:00
2010-06-15T18:50:58+09:00
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防災雑感
ワールドカップに関しては、当初から開催地である南アフリカの治安を不安視する声が多かった。心配されたような混乱は起こっていないようだが、ギリシャの代表チームが空き巣に入られたというニュースが伝えられるなど、不安は完全に払拭されていない。
国の治安問題は各国ごとに様々な歴史や社会状況があり、一概に比較できるものではないと思うが、先週8日、イギリスの調査機関などが各国の平和度をランク付けした2010年「世界平和度指数」を公表した。それによると、もっとも平和度指数が高かったのは2年連続でニュージーランドで、2位はアイスランド、日本は昨年より4つ順位を上げて3位だった。ちなみに、最下位は4年連続でイラクである。
この指数の基準になるのは、外国との紛争や国内の殺人事件の件数、テロの危険性、人権保護の水準、軍事費など23項目を数値化したものである。日本は暴力事件が少なく、テロの可能性も極めて低いという治安の良さが評価された反面、北朝鮮や中国との緊張関係がマイナス要素となった。アジアでは韓国が43位、中国が80位、北朝鮮は139位だった。アメリカは80位で、経済大国が必ずしも平和とは言い切りない実情が露呈された形である。
このデータを見る限り、他国と比較して日本が平和であることは間違いなさそうである。タイで起こった暴動やパレスチナ問題などのニュースが流れる度に、平和な国に生まれた幸せを痛感する。しかし、そんな日本でも殺人事件のニュースが毎日のように流れ、自殺者の数は年間3万人を越えて世界有数の「自殺大国」である。
人類にとって平和とは何なのか?そして、それは何によって守られているのか?この機会にもう一度、考え直してみたいと思う。
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リセット機能
http://espoiroq.exblog.jp/12780133/
2010-06-10T01:37:45+09:00
2010-06-10T01:37:43+09:00
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espoir-oq
防災雑感
事件が起こった時、その背景としてテレビゲームが子どもに与える影響が話題になった。テレビゲームには「リセット機能」がある。ゲームをやっていて上手くいかなくなった時、リセットすれば簡単にやり直すことができる。ところが、現実社会ではそう上手くはいかない。困難に直面した時、それを乗り越えなければ先には進めない。
毎日ゲームを繰り返しているうちに、現実社会とゲームの区別がつかなくなる。現実社会で嫌なことや困難に直面した時、それがリセットできないとその不満が鬱積して、そうして蓄積されたストレスがある日、何かのきっかけで爆発する。青少年が起こす理不尽な犯罪の背景には、「そういう傾向性があるのではないか」と指摘する声がある。
話は変わるが、鳩山首相が辞任して新たに管首相が誕生した。これにより、民主党の支持率が一気にV字回復した。首相に選ばれて、晴れ晴れとした顔で会見に臨む管氏の表情を見た時、テレビゲームの「リセット機能」が脳裏に浮かんだ。「前政権でやったことはすべて無かったことにして、まったく新しい布陣でやり直そう!」と言っているように感じたのだが、皆さんにはどのように聞こえたのだろう?
日本国民全体がテレビゲームに毒されて、政治にも「リセット機能」があると錯覚しているように思えてならない。しかし、現実社会に「リセット機能」がないことは周知の事実である。そのことに気づいた時、国民の間に不満が鬱積して、何かのきっかけで爆発する可能性はないのだろうか?
それとも、その前にゲームと同じように諦めて投げ出してしまうのだろうか?
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亡国の危機
http://espoiroq.exblog.jp/12742447/
2010-06-02T22:48:30+09:00
2010-06-02T22:48:29+09:00
2010-06-02T22:48:29+09:00
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防災雑感
孔子に子貢という若い弟子がいた。ある日、その子貢が孔子に訊ねた。
「政治を考える上で一番大事なことは何でしょうか?」
孔子はしばらく考えていたが、言葉を選ぶようにゆっくりと答えた。
「政治には三つの大事なことがある。ひとつは『兵』すなわち国防ということ。もうひとつは『食』すなわち国民にひもじい思いをさせないこと。そして、もうひとつは『信』すなわち国民に政治と政治家を信用させることだ。」
子貢はさらに続けて訊ねた。
「その三つのうち、一つを捨てるとすれば何を捨てましょうか?」
孔子は即座に答えた。
「兵を捨てよ。」
子貢はまた訊ねた。
「残る二つのうち、さらに一つを捨てるとすれば何を捨てましょうか?」
孔子はまたすぐに答えた。
「食を捨てよ。」
そして孔子は言葉を続けた。
「備えがなくて外国の侮りをうけるようなことがあっても、国民に食べさせるものがなくてひもじい思いをさせるようなことがあっても、政治はやってゆけないことはない。しかし、国民が政治と政治家を信用しなくなったら国は滅びる。よく覚えておくがいい『信』ということを。信が失われたら、もうその社会は崩壊する他ないということを。」
日本は今、目に見えない形で崩壊の危機に瀕している。
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