先週、都心に向う電車に乗ろうとして、人身事故のアナウンスを2回聞いた。一度目は駅のホームで、「人身事故のため、電車の到着が遅れてダイヤが乱れている」というアナウンスだった。この時は電車が到着するまでにかなりの時間がかかり、待ち合わせの約束の時間よりかなり早めに出たにもかかわらず、最終的にはギリギリになってしまい冷や汗をかいた。
二度目は乗っていた電車が駅を前にして突然止まり、「人身事故が発生したためにしばらく緊急停車します」というアナウンスが流れた。この時は5分ほど停車した後、「確認ができましたので発車します」というアナウンスと同時に電車は動き始めて、さほど影響はなかったようだった。
こうした電車や駅に関係する事故は、毎年、この時期に多いような気がする。卒業式や入学式、入社式、さらに花見などが重なって、酒を飲む機会が増えるということもあるだろうが、春が近づいてきてどこか浮かれた気分になるせいもあるのだろうか?
先日も、駅のホームで話に夢中になっている女子高生らしき一団が、電車がホームに入ってくるのに気付かず、駅員が笛を鳴らして注意する一幕があった。また夜も遅くなると、千鳥足でホームを歩いていて転落しないかとヒヤヒヤする人を見かけることも少なくない。
首都圏では利用客の多い駅を中心に、ホームからの転落事故や電車との接触事故を防ぐために、ホームに防護柵を設ける駅が増えている。すでに東京メトロの南北線や丸の内線などで設置が完了しているが、今後ともこうした安全対策は積極的に推進してもらいたいものである。
それと同時に、我々もこうした電車を利用する場合には、安全には十分に配慮したいものである。特に発車間際の駆け込み乗車は、アナウンスで繰り返し注意されているにもかかわらず、相変わらず減る気配はない。公共交通での事故は自分の危険だけではなく、多くの利用者の迷惑にもつながりかねない。日頃からマナーを守った乗降を心がけたい。
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